はくちょう座OB7暗黒星雲群
(Cygnus OB7 Dark Clouds)



はくちょう座OB7暗黒星雲群(Cygnus OB7 Dark Clouds)

 夏の星座として有名なはくちょう座は,天の川で大きな十字型を描いているため南天の南十字に対して北十字と呼ばれている。そのはくちょう座は天の川の領域に広がっているために多くの暗黒星雲が分布し、その中でも白鳥座OB7(Cygnus OB7)暗黒星雲は巨大な暗黒星雲の一つである。暗黒星雲の以外にもはくちょう座の領域には興味深い天体が存在している.有名なものではHII領域である「北アメリカ星雲」、「ペリカン星雲」、超新星残骸の「網状星雲」、ブラックホールのつくる連星系として有名な白鳥座X-1(Cyg X-1)もはくちょう座に存在している。
 はくちょう座OB7暗黒星雲は太陽から約2600光年(800pc)離れたところに位置しており、その質量は太陽の約750000倍と推定されている。また、近くには太陽の数倍から数十倍の大きな質量を持つ、O型星やB型星が確認されており、これらの星がまわりの星間空間に放射する紫外線などで、さかんに星の形成が進んでいるものと考えられている。


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